足の症状 | 土踏まずの痛みや疲れ 〜扁平足(偏平足)・アーチ垂下足〜

足の症状 | 土踏まずの痛みや疲れ 〜扁平足(偏平足)・アーチ垂下足〜

土踏まずの痛みや疲れ 〜扁平足(偏平足)・アーチ垂下足~ 靴選びとインソール

足の裏の土踏まずの痛みや疲れのもう一つの典型例である扁平足(偏平足)とアーチ垂下足についてです。痛みのメカニズムや原因、また扁平足の靴選びやインソール(中敷き)についてまとめました。

※土踏まずや踵に痛みがある場合はこちらの記事「足の症状 | 踵や土踏まずの痛み」

◆扁平足(偏平足)・アーチ垂下足はどんな痛み?

激痛と言うよりは、長く歩いたり立っていたりすると、「土踏まずがだんだんと痛くなって来る」「土踏まずが疲れる」「土踏まずの筋がピンと突っ張るような痛みを感じる」という方が多いのが扁平足の特徴です。また1日歩くと土踏まずだけでなく、スネ周りの下肢全体が疲れるという方もいらっしゃいます。また、扁平足(偏平足)の中でも外反扁平足(偏平足)の場合、足首の内側が痛むこともあります。

土踏まずの痛みや疲れ ~扁平足・アーチ垂下足~

土踏まずの痛みや疲れ ~扁平足・アーチ垂下足~

 

◆土踏まずが痛くなる扁平足やアーチ垂下足の原因

基本的に扁平足は、体重の増加や長年の荷重による負荷により、足の骨と骨をつなぐ靭帯が伸びて骨格が崩れ、足の裏にある足底筋膜が引っ張られて疲れや痛みが発生します。その点では足底筋膜炎と似ていますが、局所的な炎症というより継続的な足底筋へのストレスによって筋肉疲労を起こしていると言われています。

靭帯は骨と骨が離れないようにつなげているゴムバンドのようなものですが、筋肉と違い鍛えることができません。特に土踏まずの奥にある、底側踵舟靭帯が伸びてしまうとアーチが低下してしまうと言われています。この靭帯の強さは遺伝的な要素と6歳くらいまでの運動量などが営業すると言われています。また男女差もあり、男性の方が強く固いですが、女性の方が柔らかく伸びる傾向があります。

土踏まずの痛みの原因

 

また扁平足(偏平足)はいくつかのタイプに分類されます。

1.先天性扁平足(偏平足)

生れながらにして扁平足という人です。特に痛みや疲れを感じないという場合が多いですが、後天的か先天的かの簡単な見分け方としてつま先立ちのテストがあります。つま先立ちをしても土踏まずが現れない場合、先天性の可能性が高いといえます。

2.アーチ垂下足

元々土踏まずがしっかりあった足が、年齢や体重の増加などにより、扁平足に近づいている状態を指します。本来の土踏まずの状態を保てなくなっているため、足底筋膜への負担が強くかかります。足底腱膜炎などの症状につながることもあります。

3.(後天的な)扁平足

アーチの垂下が進み土踏まずが全く見られない状態です。この段階になるとかなりはっきりした痛みや疲れを感じるようになります。

4.外反扁平足

扁平足の中でも、踵の骨が体の内側に倒れる外反位になり、足裏全体が親指(母趾)側に押しけられて扁平足になる症状です。実は一番気をつけなくていけないのは、この外反扁平足(偏平足)です。足首から捻れてしまうので、足裏だけでなく、足首の痛みも出てしまい歩行が困難になる場合があります。

外反扁平足

◆扁平足(偏平足)・アーチ垂下足の靴選び

扁平足・アーチ垂下足の場合は、柔らかい靴底ではなく、しっかりした靴底を選ぶことが大事です。足の構造が崩れているわけですから、足の動きに合わせて靴が動きすぎると疲れてしまいます。具体的には靴を雑巾絞りの要領で捻った時に、あまり捻れない構造のものを選ぶと良いでしょう。

外反扁平足(偏平足)で足首にも痛みや疲れを感じる場合は、ショートブーツタイプが有効です。また靴底が広く安定感のあるものがおススメです。ただ重度の外反偏平足の場合は、足首だけでなく、足の形が外転足という状態になってしまうため、普通の靴では入らなくなってしまいます。この場合は、オーダーシューズ(注文靴)の作製も視野にいれた方がいいでしょう。

また、扁平足の人には基本的には土踏まずのサポートがあるインソールが入っている靴を選んだ方がいいのですが、重度の扁平足の場合、アーチサポート(土踏まずの支え)そのものが痛い場合がありますので、調整ができる店舗での靴選びをお勧めします。

◆扁平足(偏平足)・アーチ垂下足のインソール(中敷き)

扁平足に最も有効なのは医学的に考えられたインソール(足底板・中敷き)です。
原理としては、土踏まずを少々固い素材でしっかりと持ち上げることで、骨格を本来の形に近づけます。ただ先述した通り土踏まずのサポートそのものが痛い場合があるので、症状がひどい場合には、備え付けのインソール(中敷き)を調整するか、オーダーインソール(中敷き)を作製する必要があります。

オーダーインソール(中敷き)の作製は、通常の土踏まずのサポートよりも踵の骨を起こすように支え、土踏まずそのものは下から持ち上げるというよりは脇を包むように支える必要があります。

扁平足のインソール

◆扁平足(偏平足)は良くなるの?

残念ながら本当の意味で偏平足を矯正することができるのは、骨の成長がある程度終わる15歳くらいまでと言われています。そのため大人になってからの扁平足(偏平足)は、これ以上悪くしない、痛みや疲れで生活に支障をきたさない、ということを第一に考えてオーダーインソール(中敷き)作製や靴選び、靴作製を行います。特に外反扁平足(偏平足)は悪化すると歩行に支障がでてしまいますので、早めに靴選びを見直した方が良いでしょう。

もちろん劇的ではないですが、インソールを使うことで骨格が整い、足の筋肉が正しく使われることで大人でも多少の改善がみられることもあります。また土踏まずを支える筋肉は、後脛骨筋(ふくらはぎの奥にある筋肉)と長腓骨筋(脛の外側にから足裏についている筋肉)と言われますが、つま先立ちやタオルつかみなどの足裏トレーニングも扁平足の悪化をとめるためには有効です。

◆最後に

扁平足はできればインソール(中敷き)だけでなく靴選びも一緒に考えた方が負担は軽減できます。また記事では一般論を書きましたが、実際はその人の体格や靭帯の強さ、筋肉の硬さや柔軟性、痛みの箇所によって勧める靴やインソール(中敷き)の作り方も細かく変わります。足を見せてもらえると具体的なアドバイスができますので、詳しくは店舗までご相談ください。

 

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※当記事はあくまで参考情報とお考えいただき、医師の診断を優先してください。


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